アンビション、投資マンションデベ子会社化
賃貸住宅ビジネスをメーンで行う上場企業によるM&Aが相次ぐ。賃貸管理・仲介のAMBITION(以下、アンビション:東京都渋谷区)は投資用マンション開発のヴェリタス・インベストメント(以下、ヴェリタス:同)を完全子会社化した。低金利で資金調達がしやすい環境を背景に、新たな収益の柱を求め、M&Aにより会社の拡大を目指す姿が浮き上がる。
アンビションは3日、ヴェリタスの株式を98.5%取得し、残りの1.5%は株式交換の形で100%子会社化すると発表した。取得金額は約35億円。賃貸管理をメーンとするアンビションの2017年6月期の売上高は145億7800万円。対し、ヴェリタスは売上高84億1000万円と会社の規模としては2分の1の投資用マンションデベロッパーだ。