NEXER、所有空き地の土地活用調査

NEXER(ネクサー)

統計データ|2022年08月05日

 ウェブブランディング事業を行うNEXER(ネクサー:東京都豊島区)が運営する「日本トレンドリサーチ」は6月に「所有空き地の土地活用」に関するアンケートの結果を発表した。建設マネジメント事業を行う土地活用(東京都港区)との共同調査となる。

「利用していない」4割超

 「空き地を所有しているか」についての回答は、家族所有が12.8%、自身で所有が12.4%。これらを合わせて25.2%となった。

 空き地を所有している回答者へ「所有している空き地について」質問したところ、1位が「利用していない」で44.4%。「畑・菜園等で利用している」が24.8%、「駐車場として利用している」が21.6%と続いた。

 空き地のままである理由としては「相続し、そのままになっている」が65.4%となった。

 「今後所有している空き地を土地活用したいか」の問いには、半数以上の58.4%が「思う」と回答。「どのような形で土地活用したいか」では「時間貸し/月極駐車場」が35.3%、「戸建て賃貸」が20.1%、「アパート」が12.2%の順となった。

 回答理由として「時間貸し/月極駐車場」は「いざ別の形に切り替えようと思った時にすぐに変えることができるから」、「戸建て賃貸」は「土地柄、戸建てがいい」との回答があった。「別アパートを所有し有効活用できているから」などが挙がった。

 今回の調査は、2022年6月17~20日、全国の男女を対象にインターネット上で行い、2267件の有効回答を得た。

(2022年8月1・8日17面に掲載)

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