ハウスメイトパートナーズ(東京都豊島区)は、2012年春の賃貸住宅の仲介市況に関して、全国のハウスメイトショップ、同社直営店(89拠点)およびハウスメイトネットワーク加盟店(60店舗)を対象にアンケート調査を実施。このたび結果を公表した。(実施日 2012年4月13日、有効回答数145店)
全体的に今年の繁忙期は、おおむね順調という結果。来店者数と総契約数は全エリアで「前年並み以上」が大半だった。しかしながら、「成約賃料の平均単価」については、全エリアで「前年以下」の回答が大半を占めた。
アンケート結果をもとに、同社がまとめた今年の繁忙期のマーケットの傾向は次の通り。(1)「ネットの反響を重視した対応」が求められる。(2)初期費用を抑えたいと考える消費者が当たり前になっている。(3)新築物件だからといってすぐに決まるわけではない。逆に古くても設備交換やリフォームがしっかり行われている物件は早期に成約した。新築の引き渡し時期がずれ込む物件も見られた、としている。