高齢者住宅企画・運営のシルバーウッド(千葉県浦安市)は、同社にとって2棟目となる運営物件、「サービス付き高齢者向け住宅銀木犀〈市川〉」のオープンに先立ち、10月12日、関係者や取引先を招待したオープニングパーティーを開催した。医者やケアマネジャー、高齢者住宅関連企業、地域包括支援センター職員など67名が参加した。
銀木犀〈市川〉は、3階建て全40室。介護職員が24時間365日常駐、訪問看護ステーションを併設し、医師による24時間の往診対応を備えた介護・医療・看護が一体になった高齢者住宅。敷金・礼金は不要で、月額賃料は17万円前後。10月17日現在で12室が成約済みで、20名以上の検討者がいる。
下河原忠道社長は、「病院の機能を持った"第二の我が家と思っていただきたいです。在宅療養支援診療所の医師を中心に看護師、介護士、他職種が連携して入居者やご家族の生活を第一に考えた"支える医療を実践していきます」と意気込みを語った。
同社は、昨年7月に1棟目の運営物件「銀木犀〈鎌ヶ谷〉」を開設し、運営でのノウハウを蓄積している。両物件とも同社のオリジナル工法である、「スチールパネル工法」で建設。初期費用を大幅に削減することで毎月の賃料を抑えている。
同社は、12月には神奈川県川崎市において認知症対応型グループホームを開設、さらに14年春までに千葉県を中心に4棟のサービス付きを開設予定で、運営物件数を拡大していく計画だ。