大和ハウス工業(大阪府大阪市)は、11月30日、インドネシア共和国のマヌンガルグループの不動産開発会社アルゴマヌンガルランドディベロップメントから、同社の子会社で工業団地の開発や造成を行うブカシファジャールインダストリアルエステート(以下、BEST社)の株式、約10%を取得したと発表した。取得株数は、約10億株。
2013年からBEST社が開発する西ジャワ州ブカシ地区において工業団地事業に参画する。
開発中の総面積は1350ヘクタール。東京ディズニーリゾートの13倍に相当する。スカルノハッタ国際空港から50kmに位置し、近隣には日本の商社が開発に携わった「MM2100」「イーストジャカルタインダストリアル」等の工業団地があり、多くの日系企業が進出しているという。
今後は役員を派遣し、工業団地開発のノウハウを蓄積するとともに設計・施工・管理・運営といったグループの経営資源を組み合わせ、今後の事業展開につなげたいとしている。