エイブル(東京都港区)は1月4日から、調質効果のあるオリジナル商品『竹炭畳』の販売を開始した。まずは首都圏の賃貸物件オーナーを対象に販売し、4月上旬には全国にエリアを拡大していく。
同商品の特徴は、畳メーカーのキツタカ(東京都大田区)が畳表の裏面に液状の竹炭を塗布していること。竹炭の持つ調湿効果によりカビの発生を抑制する効果が得られるという。エイブルとキツタカが提携し、改装時に出た廃材を回収。RPF固形燃料にリサイクル加工。この燃料を製紙会社のボイラーで使用することで、排出される残灰をセメントや路盤材の原料に使用。ゼロ・エミッションを実現し、環境に配慮した事業を進めていく。価格は表替え1畳当たり5000円(税別)。