人工知能搭載防犯カメラ開発

アースアイズ

その他|2015年11月07日

  • twitter

サ高住など賃貸住宅での活用も期待


アースアイズ(東京都港区)は10月28日、人間の目や耳、鼻、口などに相当する五感センサーを搭載したロボット型カメラを開発し、記者発表会を行った。

従来の防犯カメラの画像は2Dで、光の三原色であるRGB(レッド、グリーン、ブルー)の3色の濃淡により色鮮やかな映像を作り出している。
しかし、奥行きを把握する情報がないため、被写体の距離や大きさ、形状などを把握することはできない。

今回同社が開発した「アースアイズ」は従来の二次元RGB処理に加え、三次元LEDセンサーにより被写体を立体的に捉えることを可能にした。
また、搭載された顔認証システムとの組み合わせで男女や世代などを判別することもできる。
将来的にはカメラに映った人物や物体の名称を学習し、識別することも可能になるという。
また、音源、臭覚、温度センサーも備わっており、ガラスの割れる音を音がした方向と共に判別したり、ガス漏れを検知したりし、それを音声で知らせることも可能だ。

例えば住宅に導入した場合、不審者が侵入するといち早く察知し「何か御用ですか」と同商品が音声で声掛けをする。
また、うずくまった高齢者など普段と違う行動を察知し通報したり、住居の傾きを知らせたりすることなどもできるという。

「従来の防犯カメラは主に発生してしまった事件や事故を記録するためのツールでした。それを未然に防ぎたいという思いから、アースアイズを開発しました」(山内三郎社長)

検索

アクセスランキング

  1. 大手不動産会社で入社式

    レオパレス21,大東建託グループ,ハウスメイトパートナーズ,APAMAN(アパマン),常口アトム,武蔵コーポレーション,TAKUTO(タクト),三好不動産

  2. ビューン 大石隆行社長 電子書籍読み放題、13万戸に

    【企業研究vol.246】ビューン

  3. 戸建て賃貸強みに売上33億円【上場インタビュー】

    東日本地所

  4. 不動産業アワード、10社が受賞【クローズアップ】

    国土交通省

  5. セイワパーク 清家政彦社長 時間貸し駐車場1万2000車室

    【企業研究vol.245】セイワパーク

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ