日本不動産経営協会(ジャルマ)は、毎年恒例の合宿研修を6月12日、13日にホテル一宮シーサイドオオツカ(千葉県長生郡)で開催した。42人の会員が参加した。
1日目はセミナーを2講座実施。エイブル保証がリノベーションを、シティユーワ法律事務所の田中秀幸弁護士が賃貸借契約書と重要事項説明書のチェックポイントについて解説した。その後は懇親会で深夜まで盛り上がった。
明けて2日目は全国賃貸住宅新聞社編集部による家賃督促規制法に関するセミナーを実施。その後、この法案についてグループ討議を行った。5人から6人の班に分かれ、家賃督促法案にどう対応するか、これからのリスクヘッジをどうするか、などについて意見を交わした。
安藤泉副会長は、「督促の法案、更新料問題など、今年は、数十年に1回の大きな節目の年。この合宿が気を引き締めていただく機会になれば」と、合宿の成果を日ごろの経営に役立ててほしいと感想を述べた。
ジャルマは特定の企業と結び付かない家主による独立自営の勉強会組織。会員数は83人。毎月の勉強会のほか、年1回合宿研修会を行っている。