投資アパートを企画・販売するシノケングループ(福岡市)は5月24日、再生可能エネルギーのバイオマス発電所の企画開発などを手掛ける新電力開発(東京都港区)の株式50%を取得し、関連会社化した。
今年3月から開始した電力小売り事業『シノケンでんき』に続き、エネルギー事業領域の拡大を目指す。シノケンでんきへの供給も検討しているという。
新電力開発は、バイオマス発電の企画から燃料調達、発電所の運営までワンストップでサービスを提供している。担当者は「国としても再生可能エネルギー事業は取り組んでいくべき課題となっている。太陽光発電では、天候に左右されるなど安定供給に難があった部分もカバーできるエネルギー源として着目した」と話した。