ニチモコミュニティから長谷工ライブネットに移管した管理戸数は154棟3786戸。業務移管は、今年1月、破綻したニチモから長谷エアネシスおよび長谷工グループの不二建設がニチモコミュニティの全株式を取得したため。
移管された対象物件はすべて東京地区。今後、賃貸関連サービスの統合、管理上の問題などに対応するほか、同社関連会社が運営する賃貸保証や家具レンタルサービスの提供なども行う予定。これを受けて、長谷工ライブネットの管理戸数は、サブリース8951戸、PM受託4万4468戸、社宅管理代行2万2571戸、合計7万5990戸となった。
長谷工ライブネットは昨年10月、旧リプラス・レジデンシャル投資法人(現・日本賃貸住宅投資法人)から90棟4228戸のPM案件を受託している。内訳は首都圏1905戸、近畿1274戸、名古屋776戸、福岡273戸だった。
旧リプラス・レジデンシャルのケースはリートからのPM受託という形だが、リートの以前のスポンサーであるリプラスの破綻が背景にある。不動産不況の中、デベロッパー、ファンド運用会社の倒産を受け、賃貸管理市場に再編の波が押し寄せ、長谷工ライブネットは直近半年間で8000戸超の管理戸数を拡大したことになる。
「想定以上のペースで管理戸数が増加しているのは確か。物件数にあわせ、人員も増強している。不動産市場が変化する中で、今回のようにバルクで受託する可能性は今後もあるだろう。当社営業エリアとの関連性を見ながら慎重に検討していきたい」(同社総務部)
近年はM&A、倒産などの影響から、管理業界の勢力図に変化が生じつつある。





