千葉県習志野市は2日、建設、不動産などのグループ企業を持つスターツコーポレーション(東京都中央区)が開発に参画した公共複合施設『プラッツ習志野』(千葉県習志野市)を正式オープンし、記念式典を行った。
PFIで地域一帯再生
『プラッツ習志野』は、習志野市が「大久保地区公共施設再生事業」として計画。京成電鉄「京成大久保」駅周辺にある大久保公民館・市民会館、大久保図書館、勤労会館など八つの公的施設の機能を、同駅に隣接する中央公園の周囲に新築およびリノベーションで整備する施設に集約させた。
同再生事業には公共事業に民間資本を取り入れるPFIの手法が用いられた。同市は2017年3月、スターツグループを中心に組織する特別目的会社、習志野大久保未来プロジェクト(同)と、設計・建設・維持管理・運営などのPFI事業契約を締結している。