木造共同住宅で新工法採用 総合建設会社トーヨー建設 商品・サービス|2019年11月19日 1階から見たCLTの断面 総合建設会社トーヨー建設(東京都葛飾区)は、葛飾区高砂に直交集成板、CLT(クロス・ラミネーティッド・ティンバー)を採用した共同住宅を建築し、7日に構造見学会を行った。 柱少なく高い耐震性 CLTは、層ごとに繊維方向が直交するよう張り合わされた大型木質パネル。繊維方向が平行に並ぶ集成板に比べ、多方向からの力に強く変形しにくい。耐震性、耐火性、断熱性などに優れ、柱や梁のほか、壁や床など面材として建物を支えることができる。板目の美しさから内装や家具の化粧板としても利用されている。