IT活用し受電業務を10分の1に
不動産業務支援サービスを提供するいえらぶGROUP(東京都新宿区)は10月29日、IT活用をテーマにした管理会社向けセミナーを開催した。
リーシング業務をIT化し大幅な効率化に成功した日本財託管理サービス(同)のケースを紹介。業務効率化を検討する不動産会社15社が参加した。
登壇したのは、日本財託管理サービス・賃貸営業部サイト責任者の小竹裕氏。システム導入以前の繁忙期では、電話による物件確認が1日1500件の受電があったという。
受電対応でオーナー対応業務がおろそかになってしまうことを危惧し、2018年の3月からITシステムを導入したリーシング業務フローの見直しを図った。18年10月に物件の確認から内見予約や申し込み受け付けに至るまでの業務をIT化へシフトした。