住宅販売や賃貸管理を手掛けるリビングコンシェル(東京都荒川区)は、ホテルと民泊の複合物件を開発中で、2月に開業予定だ。
賃貸と比較し1・5倍の賃料で借り上げ
物件名は『ヴィレッティーナ浅草』。東京メトロ銀座線「浅草」駅から徒歩12分の立地で5階建て。1階をホテル『HOTEL心-KOKORO-』として開業する。2~5階を1K・約40m2全12戸の賃貸住宅とし、民泊として運営する。1階のホテルは1室で、間取りは下り天井の廊下を隔てた2部屋の造り。布団を敷くための畳や、左官仕上げの壁など、内装は日本らしさを意識した。1名から最大8名まで宿泊可能だ。1階と2~5階で用途が異なるため、ホテル用のエントランスと住宅用のエントランスが異なり、内側からの行き来はできない。
同社がオーナーから借り上げ期間5年の契約でマスターリース。2~5階部分に関しては民泊開業支援を行うmatsuritechnologies(マツリテクノロジーズ:東京都豊島区)に転貸。貸主であるリビングコンシェルのオーナーからの借り上げ額の97%でmatsuritechnologiesが借り上げる。