不動産会社向け業務支援システムを提供するスマサポ(東京都中央区)は、『スマサポキーボックス』を活用した関東の不動産会社が、非対面の賃貸仲介事業を行ったことを発表した。空室の問い合わせ、内見、契約までのすべての手続きにおいて、入居希望者と不動産会社スタッフが対面せずに行った。
スマサポキーボックス活用の非対面仲介
『スマサポキーボックス』はスマートフォンにダウンロードしたアプリケーションを使って、ドアに取り付けた『スマサポキーボックス』を開錠し、中に入っている鍵を取り出せる仕組み。鍵はキーボックスの内部とチェーンでつながっているため、紛失や返却忘れを防ぐことができる。予約時に仲介会社名や店舗名やシステムに記録され、内見時には解錠の履歴が残るようになっている。重工メーカー大手IHIグループ会社IHI運搬機械(東京都中央区)と共同開発したもの。全国46社の不動産会社が4953台の『スマサポキーボックス』を購入している。