消費者信用サービスのスムーズ(東京都世田谷区)は4月7日、部屋を借りる際に初期費用を立て替えて分割払いで回収するサービス『スムーズ』を開始した。返済期間は6カ月。消費者は無料利用でき、提携する仲介店舗から同社が紹介料を受け取って成り立つサービスだ。4月、5月の新規申込者数は計1000人にのぼり、現在1都3県で提携店舗を募集している。2020年中に全国で300店舗まで増やしたいという。
2カ月で申し込み1000件
同サービスで対象とする初期費用は、敷金、礼金、仲介手数料、保証料、保険料など5項目以上にのぼる。業務提携した仲介店舗で賃貸借契約を交わした消費者に代わり、同社が初期費用を立て替える。小泉拓社長は、「申込者の半数は20代後半。一括払いに抵抗を持つ人が多い」と語る。