国際交流シェアハウス事業を展開するボーダレスハウス(東京都新宿区)は7日、国内60ハウスの電力を、ボーダレス・ジャパン(同)が提供する電力サービス『ハチドリ電力』に切り替えると発表した。自然エネルギーで環境負荷を低減するだけでなく、電力料金の1%がNPOなど社会活動に寄付される仕組みで、ボーダレスハウスの多文化共生社会に向けた活動と思いを同じくするNPOや個人の支援を行っていく。
CO²ゼロ、料金の一部をNPOに寄付
『ハチドリ電力』は二酸化炭素(CO²)の排出量がゼロになる実質自然エネルギー100%プランのみを販売する電力サービス。小売電力事業者の自然電力(福岡市)との取り次ぎ契約により、非化石証書(FIT)を供給電力全量分購入することで、実質的に100%自然エネルギー由来、CO²排出量ゼロの電気を提供する。さらに電気料金の1%が支援したいNPOなど社会活動に寄付される。5日時点で子どもの貧困や教育、社会福祉などさまざまな社会課題に取り組む36団体と提携している。