【クローズアップ】北海道築古アパート外廊下崩落事故
事件|2020年11月02日
10月17日に北海道苫小牧市内で老朽化アパート2階の外廊下の床が崩落し、転落した女性4人と乳児1人が重軽傷を負った。捜査中のため、原因の特定はこれからだが、事前に手の打ちようがなかったのか。管理会社は2019年からオーナーに改修を勧めていたというが、オーナーは重要度を理解できず改修を後回しにしたことで今回の事故が起きた。事件発生の経緯から専門家による防止対策を紹介する。
現地管理会社と認識に差
家主「緊急性感じていなかった」
「やれることはやっていたのだが」
こう肩を落とすのは、北海道苫小牧市内で発生したアパートの外廊下崩落事故で、当該物件の管理を行っていた管理会社の社長だ。