公益社団法人全日本不動産協会(東京都千代田区)は16日、「連携協力に関する協定」の締結式を行った。提携したのは、同協会が4月1日に設立した「全日みらい研究所(同:以下みらい研)」と、東京大学(東京都文京区)から発足した「不動産イノベーション研究センター(同:以下CREI)」。不動産業界における技術躍進を目的に、CREIはデータ分析を担い、みらい研はその実務面のサポートを行うという。
不動産業界の技術躍進に取り組む
今後、両組織が手を組み、「東京など大都市の都市力向上方策のあり方」「エリア価値増進方策のあり方」「不動産情報の集約化と評価・分析」「新技術の導入とこれからの不動産産業のあり方」の四つの課題に取り組んでいくという。
締結式にはCREIの柳川範之センター長や、みらい研の原嶋和利会長が登壇した。
(11月23・30日3面に掲載)