東急住宅リース(東京都新宿区)は、ARを活用した内見サービス『AR内見』の実証実験を、自社で管理する賃貸マンション『コンフォリア新宿イーストサイドタワー』で4月に開始する。内見に訪れた見込み客に使用を促し、成約率が向上すれば本格的に導入を進める構えだ。
VR・ARサービスを提供するx garden(クロスガーデン:東京都世田谷区)のメガネ型デバイス『ARグラス』を使い、内見する部屋に家具などのバーチャル映像を重ねて表示する。入居後の家具のレイアウトや、生活をイメージしやすくなる。
『ARグラス』だけでなく、iPadでも『ARグラス』を使ったときと同じように見ることができる。
『AR内見』で表示できる家具は、44種類。椅子、デスク、ソファ、カーペット、観葉植物などがある。『ARグラス』とコードでつながった操作ボタンで、家具の配置を変えることもできる。希望する内見者にはスタッフが同行して操作方法を教える。
(4月5日2面に掲載)
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