東京、賃貸5万戸超の供給過剰 タス 統計データ|2021年04月20日 東京の人口流出が止まらない。人が減る一方、都内の貸家着工戸数は横ばいで年間6万戸台をキープする。独自の賃貸住宅指標で市況を分析するタス(東京都中央区)の藤井和之主任研究員が、コロナ禍以後の東京の賃貸マーケットの状況と今後の予測を語った。 止まらぬ人口流出で「安定経営」に陰り 市場に出ない「負け組」が増加 藤井主任研究員は「2020年、東京都の賃貸住宅は5万4000戸以上の供給過剰だった」と話す。