ネオス、水道・ガスの検針業務を効率化

ネオス

商品|2023年08月14日

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メーター部分を撮影するだけで検針値がシステムに入力される

 マンション管理システムの開発・販売を手がけるネオス(福岡市)は4月1日より、水道やガスの検針メーター読み取りアプリ「SNAPPY(スナッピー)」を提供している。

スマホで撮影、自動で記録

 これまで検針員が世帯ごとのメーターを読み取り、記録・報告していた検針業務を簡易化することができるアプリだ。分譲マンションや賃貸住宅の管理会社に向けて訴求していく。

 アプリを利用する際の事前準備として、システムから部屋ごとに発行されるQRコードシールをメーターに貼り付ける。その後は、検針時にメーターをスマートフォンで撮影するだけで検針値が取得できるようになる。読み取った検針値はQRコードを通して、システム上の当該マンション・部屋番号の欄に自動的に登録される。検針値の読み取りや登録時の人為的ミスをなくし、検針業務を効率的に実施できるようにした。

 利用料金は1メーター(1世帯)あたり月額50円(税込み)を基本とし、メーター数に応じて変わる。システム上では過去の検針値をさかのぼって確認できるほか、前月と比較して著しく値が変動した場合はアラートが表示される。漏水や居室内事故などの対策に役立てることも可能だ。

前月の検針値画面

前月の検針値も確認できる

 7月24日時点で管理会社5社が導入している。2023年度中に合計30社への提供を目指す。

 SNAPPYは不動産管理会社からの要望を受けて開発された。ネオスでは今後も、課題解決に向けたシステムを開発し、連携する管理会社を募っていく。

(2023年8月14日9面に掲載)

おすすめ記事▶『THIRD、点検報告をシステム集約』

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