環境貢献と防災力強化を実現
大手ハウスメーカーの旭化成ホームズ(東京都千代田区)は、「サステナブルな賃貸経営」を掲げ、グループ全体で環境配慮への取り組みを推進している。
その一つが太陽光発電と蓄電池を搭載したZEH-M(ゼッチマンション)基準の自家消費型賃貸住宅「Eco(エコ)レジグリッド」だ。2021年5月の提供開始から、受注ベースで約300棟、引き渡し済みの件数として、約100棟の実績がある。
Ecoレジグリッドは、旭化成ホームズが物件の屋根のスペースをオーナーから30年間借り上げて、太陽光発電と売電を行う。併せて蓄電池も設置し、発電した電力をためる仕組みだ。