不動産検索エンジンの運営を手掛けるPropre Japan(プロパージャパン:東京都港区)は、物件の所在地、間取り、築年数を入れると決定木の形式で収益アップのプランを表示する『prop TREE(プロップツリー)』を5月26日にリリースした。
不動産ビッグデータ活用し分析
同社は世界17カ国から1日に1600万件以上の不動産情報を収集。『prop TREE』は、蓄積してきた膨大な不動産データベースを活用している。必要な情報を入力し、賃貸か売買を選ぶと、その対象となる物件の賃料や売買価格など、収益に影響が大きいキーワードが影響力の大きい順に上から表示される。例えば一番上にバス・トイレ別が表示されれば、その物件の価格に大きく影響が出るのは、バス・トイレが別かどうかになる。それぞれの場合の1㎡当たりの平均賃料や価格を表示し、その価格の分母となる物件数も一緒に表示されるため、キーワードを満たしている物件と満たしていない物件の数もわかる。さらに、バス・トイレを別にできない場合と、バス・トイレを別にした場合で影響力の大きいキーワードが表示され、だいたい第4段階までの決定木が表示される。