年間666件の賃貸仲介を行っているアールウィンド(東京都練馬区)もコロナ禍を受けて、非対面での接客を強化している。3月は前年並みの実績だったが、4月に入って客足が激減したため、4月中旬にビデオ通話を使った部屋探しの相談や、遠隔での内見サービスを開始。1年ほど前に始めたIT重説と組み合わせることで、初回相談から入居までを非対面で行える体制を整えた。
内見は写真と動画で
ビデオ通話での相談には、『Zoom(ズーム)』などを利用している。「ポイントはパソコンに内蔵されているカメラではなく、自由にレンズの向きを変えられるUSB型のカメラを使うこと。書類や資料を格段にお客様へ見せやすくなった」(木村裕司社長)