レオパレス21(東京都中野区)が展開する入居者募集店舗のFC制度「レオパレスパートナーズ」が7月に14店舗体制まで拡大する。今月13日には社員独立制度を活用した1号店も開業する予定だ。
6月中に開業した2店舗に加え、7月17日までに福島県会津若松市、長野県佐久市、静岡県沼津市、大阪府大阪市、福岡県飯塚市など11店舗がオープンする。いずれも地元の不動産会社が加盟しており、13日には、北海道札幌市に社員独立制度を活用した初の店舗、株式会社コミーズの「レオパレスパートナーズ大通公園南店」が開業する予定。
レオパレス21は今年4月にFC展開を始めることを発表した。FC展開と同時に直営店舗の撤退を進めることで、入居者募集力の向上と販管費の削減を進める考え。
直営店舗は昨年100店舗閉鎖し、今期も36店舗の撤退を予定している。レオパレスでは、現在の186展開する店舗を150程度まで縮小する予定。
5月には社員独立制度を創設、社内に呼びかけたところ、多数の希望者がエントリーしていた。レオパレス21の6月現在の管理戸数は55万9241戸、入居率は前月比0・7%マイナスの79・1%。