大阪府住宅供給公社、堺・茶山台団地で居室2戸を1戸につなげるリノベーション

大阪府住宅供給公社

その他|2021年07月16日

「ロの字壁」周囲の床を上げることで収納や椅子として使用できる

 大阪府供給公社(大阪市)は、大阪府堺市にある『茶山台団地』で、45㎡の2戸を一つにし、90㎡の部屋にリノベーションする『ニコイチ』を2戸提供した。2戸のうちの1戸は、上下階の2戸をつなげたものを初めてつくった。面積はどちらも91.68㎡で、家賃は7万8000円。間取りは3LDKで、横並びの2戸を1戸にした居室には2部屋の収納フロアがついている。

90㎡の3LDKで子育て世代がターゲット

 部屋の中心部に「ロの字壁」を使用し、各部屋の使い方を生活スタイルに合わせて変えられることが特徴だ。「ロの字壁」の周囲の床を上げ、椅子としても使用できるようにしている。家族が気軽に座って会話できることを想定して設計された。

 入居対象となるのは、堺市外からの転居を予定する若年層の子育て世帯をターゲットとしている。6月26、27日に行われたオープンルームでは、40代を中心に27組が来場した。入居開始は8月上旬を予定している。

 『茶山台団地』は、泉北高速鉄道「泉ケ丘」駅より徒歩10分に位置する全28棟926戸の団地。図書館や団地内食堂も建築されている。高齢化が進み空室が増えたことや、子どもの成長とともに引っ越しを考える住人が増えたことから、『ニコイチ』の実施が決まった。

 総務企画部企画課の浦田正和氏は、「時代とともに新しくなる住空間に対応していきたい。子育てもでき、長く住んでもらえるような住宅を提供していきたい」と話した。

 同社は2015年から『ニコイチ』を手掛けており、今回の2戸を加えた提供総数は36戸となる。『ニコイチ』は、毎年テーマを設定し、設計・施工者を募る。今回の『ニコイチ』はナノメートルアーキテクチャー一級建築士事務所(愛知県名古屋市)が設計・施工を行った。

 今年度も8月にプランが決定し、今後も毎年1、2戸ずつ『ニコイチ』の建築を進めていく予定だ。

(7月12日3面に掲載)

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