2階に中庭を設け自然と融合
三井不動産(東京都中央区)6月15日、アメリカの現地法人・三井不動産アメリカ(米国・ニューヨーク州)を通じて、ニューヨークマンハッタンで賃貸住宅「525ウエスト52ndストリート(仮称)」の開発に着手したことを発表した。
米国内における賃貸住宅の開発プロジェクトとしては4件目。
マンハッタンでは現在、推進中の「160マディソン開発計画(仮称)」に次ぐ2件目の案件となる。
総戸数は392戸の予定で、ロックフェラーセンターやタイムズスクエアなど、ニューヨークを象徴する施設が集積するミッドタウンエリアの西側・クリントン地区の西側に建設される。
同エリアはここ数年で、高級賃貸住宅や分譲住宅が大量に供給され、若年層にも人気の高い住宅地として発展している。1100坪の敷地に、北棟と南棟の2棟で構成され、南棟にはルーフトップテラスが設けられる。
2階部分には中庭が設けられ、自然を融合させた建物になる。
主な入居ターゲットは金融関係者、弁護士、クリエイター、デザイナーなど。
竣工は2017年春の予定。