シェアアパート・コワーキングスペース・シェアスペースの複合施設へ再生
リノベーション事業を展開するリビタ(東京都渋谷区)は、築53年のオフィスビル(事業主:ヒューリック)をシェアアパートメント(全54戸)・コワーキングスペース・シェアスペースのシェア型複合施設にコンバージョンし、「the c」としてオープンした。
シェア住宅については、1月18日から入居がスタートしている。
東京都千代田区内神田に位置する同ビルは、オフィスエリアである丸の内、皇居エリアの大手町、サブカルチャーエリアの秋葉原、商業エリアの日本橋、いずれからもアクセスがよい。
こうした環境から、地上9階地下1階の同建物をシェア型複合施設へと再生した。
今回の企画では、同社が運営するシェア型複合施設「THE SHERE」の企画・運営の経験が大きいという。
主とした仕事をしながら、社会活動やサブビジネスをしている入居者や金融コンサルなどの大手企業のビジネスマンが入居者に増加していることから、東京と地方を行き来しているビジネスマンのサテライトオフィス的機能や社内起業家的な生き方を支援したいと考えたからだ。
シェアスペースとの複合についても、これまでの運営経験から住人のプライベートを邪魔することなく、外に開かれた空間を作る必要性を感じたからだという。
シェアアパートメントは専有面積12.76㎡~26.31㎡で家賃9万円台~12万円台(共益費別)。