ゴールドトラスト、リノベで入居率10%改善
施工件数900件超
1872戸で549位となったのは、収益不動産の建築や販売、賃貸管理を手がけるゴールドトラスト(愛知県名古屋市)だ。同社は、2022年の平均入居率が98.84%と過去最高を記録。築古物件のリノベーション提案を強化してきたことが奏功した。8年間で約10ポイントの入居率向上に成功している。
リノベ提案では、工事費用の上限を改修後設定賃料の24カ月分までにする。賃貸管理部の小菅由貴彦マネージャーは「マスターリースの利点を生かし、万が一、入居が決まらなくても手取り賃料をアップさせることができる点をメリットとしてオーナーに説明している」と話す。