神奈川県川崎市、横浜市、東京都稲城市を主な商圏とし、6800戸を管理するアーバン企画開発(神奈川県川崎市)は、賃貸管理事業を中心に売り上げを伸ばす。2003年ごろに賃貸管理を主力にすると決め、入居率の向上に注力することで、オーナーの獲得につなげてきた。三戸部正治社長に、同社のこれまでの成長の歴史や、今後の事業展望について聞いた。
年400戸、新規獲得家主との関係強化
―御社の事業内容と実績を教えてください。
神奈川県北東部の川崎市と横浜市、東京都稲城市を中心に賃貸管理事業を展開しています。直近の23年7月期では、グループのアーバン企画開発管理とあわせて、売上高が44億2000万円でした。22年7月期は売上高42億5000万円で、前期比104%と増収です。直近の売上高の事業別構成比は、賃貸管理事業が68%。リフォーム事業が18%。賃貸仲介事業が5%。売買仲介事業が4%。そのほか付帯サービスの売り上げが5%でした。