生成AIで業務効率化目指す【クローズアップ】
OpenAI(オープンエーアイ),横山保全,GA technologies(ジーエーテクノロジーズ),アンビションDXホールディングス,ギブリー
企業|2023年08月10日
不動産業界において、生成AI(人工知能)はどのように活用できるのだろうか。OpenAI(オープンエーアイ:米国カリフォルニア州)が2022年11月に「Chat(チャット)GPT」を公開してから、生成AIの可能性に注目が集まっている。生成AIを取り入れ始めている不動産会社に話を聞いた。
生成AIとは?
学習能力を持ち、文章や画像などの作成ができるAIのこと。OpenAI社のChatGPTは、多言語で自然な文章作成ができる。
外部アプリと連携、広がる活路
LINE組み込み 入居者対応に活用
6棟60室のシェアハウスを運営する横山保全(東京都中野区)は、入居者への問い合わせ対応にChatGPTを活用している。元々、同社では入居者からの問い合わせに「LINE」のチャットボットで返答していたが、定型の返答しかできないため、スタッフが対応せざるを得ないケースも多かった。
3月にOpenAI社がChatGPTのAPI(アプリケーョン・プログラミグ・インターフェース)を公開。有料版の「プラグイン」機能を活用することで、さまざまな外部アプリにChatGPTを連携することができるようになった。