全国の金融機関へ展開
家賃債務保証事業を手がけるイントラスト(東京都千代田区)は、ひなた保証(宮崎市)と連携し、4月より全国の地方銀行を対象に家賃債務保証事業への新規参入支援を行っている。
「家賃保証システム地銀モデル」(以下、地銀モデル)のサービス名称で、家賃債務保証事業への新規参入を考える地銀を支援する。イントラストは事業構築のノウハウや運用インフラを提供。ひなた保証は同サービスをほかの金融機関に訴求していく。
ひなた保証は宮崎銀行(同)のグループ会社。2021年10月にイントラストと提携し、家賃債務保証事業を開始した。事業の構築にあたり、イントラストが保証業務管理システムや保証委託契約における約款、契約スキームの構築などに関するノウハウをひなた保証に提供。運用面では、審査業務や申し込み情報のデータ化をイントラストが支援しながら、ひなた保証が保証事業者となって住居用保証サービスを提供している。これを地銀モデルとして、ほかの金融機関にも提供していく考えだ。