賃貸管理システム「J-Rent(ジェイレント)」の開発・販売を手がける東計電算(神奈川県川崎市)は、不動産テック企業のGMO ReTech(ジーエムオーリテック:東京都渋谷区)が展開するスマートフォンアプリ「GMO賃貸DX」とのデータ連携を進めていく。
管理システム利用企業の利便性向上
J-Rentは、業務会計機能を標準搭載し、入出金を詳細な仕訳データに変換できる賃貸管理業務向けシステムで約50社が導入している。一方、GMO賃貸DXはオーナーとのコミュニケーションを円滑にすることを目的とした管理会社向けアプリとなる。双方のシステム間でオーナーや入居者、入出金に関する情報を連携させることで、入力業務の削減による業務効率化や正確性の向上が見込まれる。連携開始は来春を予定。