国内の賃貸マンションを中心に投資を行うマーチャント・バンカーズ(以下、MBK:東京都港区)の子会社がエストニアで不動産事業を開始する。エストニアの住宅を取得し、日本の不動産投資家から出資を募るファンド事業も視野に入れていることが、本紙の7日の取材でわかった。
小口化商品の提供も視野
同社のエストニアでの事業会社であるEstonian Japan Trading Company(エストニアンジャパントレーディングカンパニー:タリン市)が、第1弾として首都タリン市で賃貸住宅を取得する予定。20戸程度の案件を1億~2億円で購入し、実質利回り5~6%での運用を計画する。