学生の仲介件数5倍に
賃貸管理を中核に、不動産事業を展開するけやき総合管理(山梨県甲府市)は、山梨学院大学の学生寮の管理を受託し、管理戸数が一気に38棟2000戸増加した。地元でも有名な大学の学生寮の管理を獲得することで、賃貸仲介や賃貸管理でもプラスの効果が出ているという。
商圏は山梨県で、管理戸数は4956戸(3月末時点)。2025年に受託した学生寮は大学の所有物件で、スポーツ推薦の学生や留学生が入居するものだ。建物の築年数は築5年から40年までと幅広く、木造からRC造まで構造も多様だ。12戸の小規模物件から約200戸の大型物件まで多岐にわたる。稼働率はほぼ100%だ。
これらの物件はこれまで、ビルメンテナンス会社が管理を担っていた。しかし、賃貸管理のノウハウがなく、新入生の入居に際して住戸内の清掃がされていないなど、設備の老朽化を含めた管理上の課題があった。そこで、大学側は複数の不動産会社に声をかけ、新たな管理会社を探した。同社は受託前に全物件を調査し、2年をかけて大学側に改善策を提案し続けた。





