デザインや企画設計に参与
不動産事業向けのシステムを開発するスマサポ(東京都中央区)は、台湾政府機関の「国家住宅及都市更新中心」が推進する住宅管理アプリの開発に参画した。スマサポの入居者向けアプリ「totono(トトノ)」での開発や実績が評価された形だ。
国家住宅及都市更新中心は、台湾に住む人々への住宅供給を目的に設置され、住宅の開発・管理を行う。
今回、同機関がアプリを開発する目的は、公共住宅に住む入居者への通達を強化するためだ。例えば、台湾ではエレベーター付きの集合住宅が多い。住宅管理アプリを使えば、エレベーターの点検日時などを入居者に一斉に知らせることができる。
スマサポの藤井裕介COOは「当社が管理会社・入居者間のコミュニケーションを円滑化するためにシステムを開発してきた背景や実績が、今回の提携に結び付いた」と話す。
アプリの開発自体は、台湾のIT企業である曜發科技股份有限公司(台湾・台北市)が行う。スマサポはデザインや企画設計を監修する。「東アジア圏では、少子高齢化など、どこの国でも住宅に関して共通する問題があると認識している。本提携で海外への展開なども今後の視野に入れていくことができた。今後もtotonoをはじめ、不動産事業における問題に寄り添ったシステム開発に注力する」(藤井COO)
(2025年3月3日3面に掲載)




