建物の外壁の定期調査【賃貸不動産経営管理士試験対策】

【連載】2025年試験対策 賃貸不動産経営管理士

管理・仲介業|2025年05月15日

Q.ドローンによる赤外線調査で外壁の調査が可能?

A.一定の実施要領にのっとれば可能です

 2024年度試験の問14は、建築基準法における外壁の定期調査からの問題でした。初見の問題で正答率は55.4%と低く、特に1と4で回答が割れました。今後、再出題の可能性もあるのでしっかりと理解しておくべきです。

外壁の劣化・損傷全面打診10年ごと

 外壁仕上げ材などの定期調査においては、外壁タイルなどの劣化および損傷の状況について、竣工後3年ごとの報告が求められます。

 手の届く範囲はテストハンマーによる打診により確認し、その他の部分は目視により確認します。また、竣工後10年ごとに全面打診(または赤外線調査)を行いますが、その範囲は、落下により歩行者等に危害を加える恐れのある部分(当該壁面高さのおおむね2分の1の水平面)とされています。

 すべての壁面について全面打診を行うのではありません。

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