観光スポット運営や空き店舗の再生も
北海道旭川市。中心部の駅前商業エリアから車で10分ほど行った場所に、地元で人気の大型ショッピングモール「パワーズ」がある。総面積が3万㎡を超えるこのモールには「ユニクロ」「GU」をはじめ、紳士服の「AOKI(アオキ)」「ダイソー」「ABCマート」など有名店が立ち並ぶ。1994年のオープン以来30年以上営業しており、地元で知らぬ人はいない。このモールの運営を行うのが、地元の不動産会社、リアルターグループ(北海道旭川市)だ。小川恭平社長が話す。
「パワーズの資産運用と管理は現在グループの富士管財(同)が行っていますが、元々この会社は私の祖父が創業した宅地造成会社・北海道富士興業(同)がルーツです。これまでに地元旭川で約5000区画の宅地造成を行ってきています」
同社が運営する大型ショッピングモールであるパワーズには有名店が立ち並ぶ
同社は、1963年に創業し、約半世紀にわたって宅地造成一筋で歩んできた。旭川初の大型団地「豊岡エステート」(1500区画)、「末広パークタウン」(合計1600区画)など、まさに高度経済成長期の旭川市の住宅地開発を担ってきた存在だ。実は「パワーズ」も元々宅地開発用に取得していた用地を転用したものだという。これまで一貫して、地域のデベロッパーとして活躍してきた。




