不動産会社に求められる防衛策
不動産業界では近年、サイバー攻撃や内部不正による被害が増加しており、企業の危機感も高まっている。GMOサイバーセキュリティbyイエラエ(東京都渋谷区)は、サイバーセキュリティー診断を提供し、件数は約1万6000社に上る。クライアントは金融機関などが多いが、不動産会社との取り引きもある。同社への相談事例では、外部からの攻撃だけでなく内部不正に起因する案件も多いという。
サイバーセキュリティ事業本部ディフェンシブセキュリティ部の髙橋大喜氏は「不動産会社からの問い合わせのうち、全体の半数程度が内部不正に関するものだ。転職予定者による顧客情報の持ち出しや、コンプライアンスを逸脱した営業活動なども少なくない。外部攻撃だけでなく、内部リスクにも目を向ける必要がある」と指摘する。





