システム開発や不動産仲介事業を展開するGA technologies(ジーエーテクノロジーズ:東京都港区)は7日、同社が運営する不動産総合サービス「RENOSY(リノシー)」のAI査定機能を拡充し、物件の設備やスペックに応じた家賃査定ができるようにした。精度の高い家賃査定や家賃の増減要因を可視化し、ユーザーの利便性向上を図る。
設備など14項目を査定して家賃の増減要因を可視化
サイトのアップデートに合わせて、「礼金ゼロ」や「角部屋」、「ペット可」など物件の設備やスペックに関する14項目に応じて家賃水準を査定できる「賃料の増減要因設定機能」を追加した。各項目に応じて一定の家賃の増減率・額が設定されており、該当項目をチェックすると適切な家賃が算出される仕組み。また、以前は登録月のみ閲覧できた売却・賃料査定額を過去6カ月分のデータを月次で閲覧できるようにした。今後はより幅広いデータなどを集めて、家賃の増減要因となる項目ごとの家賃の増減率・額を物件ごとに算出できるようにするなどの機能向上を目指す。