TCL、不活性ガスの小型消火器具

TCL

商品|2026年10月29日

使用後は、一般不燃ごみで処分可能

TCL、不活性ガスの小型消火器具

 万一の火災発生時には、素早い消火活動が大切だ。防災・自動車関連の商材を取り扱うTCLはイタリアで開発・製造された消火器「FIRESHOKA STICK」を輸入販売している。

 同製品は名前のとおり、スティック状で手で握りやすい小型で軽量の消火器だ。簡単な操作で初期消火に効果を発揮できる。

 同製品は全長33cm、重量は365g と片手で持てるサイズだ。一般的な粉末消火器の10分の1以下の重さで、年齢や性別を問わず扱いやすい。専用のホルダーを使用すれば壁に設置できるため、省スペースで済み、室内に常備できる。火災発生時に居住者が、廊下やエントランスなど共用部へ消火器を取りに行く時間を省き、直ちに消火へ移行できるのが最大のメリットだ。

 消防法上の法定設置基準に該当しないため、その代替にはならないが、室内常備の初期消火対策用として常備するのに適している。同社では同製品による迅速な初期消火と、法定設置基準を満たした消火器との併用による火災対策を提案している。

 同製品は、人体に無害な気体(不活性ガス)を煙状に噴射し、火元への酸素の供給を遮断して消火する仕組みを採用している。薬剤や粉末を散布する従来の消火器と異なり、不活性ガスで消火するため、消火後の汚損を最小限に抑えることが可能だ。一般的な粉末消火器の噴射時間が約15秒なのに対し、同製品は最大100秒の連続噴射が可能だ。噴射時間が長いため、焦らず落ち着いて消火活動にあたることができる。

 使用方法は①筒状のカバーを取り外す②持ち手底面のキャップを抜き取る③そのキャップで本体先端の噴射口をマッチのように擦るという3ステップだ。

 同社の担当者は「保管する際は、火災リスクのある台所や、人の目に留まりやすい玄関、戸建てであれば各階の通路などへの設置を推奨している」と話した。

 同製品は2種類あり、100秒間噴射できる「FSS100SEC」の価格は1万9800円。より軽量・小型で50秒間噴射できる「FSS50SEC」は1万7600円(いずれも税込み)。

(2026年10月26日5面に掲載)

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