不動産内見システムを開発・販売するTryell(トライエル:東京都新宿区)は6日、クラウド型賃貸管理システムの運営を手がける、いえらぶGROUP(グループ:同)との業務提携を開始した。
1万2000社にサービス提供
いえらぶGROUPのサービスを利用する約1万2000社に向けて、Tryellの運営する二つのサービスを提供していく。一つ目が「オンライン内見」。映像・音声を使い、オンラインでの内見やIT重要事項説明(IT重説)を行うことができるサービスだ。二つ目は「オンライン内見情報ポータル」への物件掲載。同サイトにはオンラインでの内見が可能な、約85万件の物件が掲載されている。問い合わせの際に電話番号入力を必須とすることで、反響後の連絡が取りやすくなる工夫を行っている。
管理システムの利用企業に向けた特別価格で、オンライン内見システムのIT重説の利用は1回550円。オンライン内見情報サイトからの反響獲得は、1件につき5500円(いずれも税込み)となる。2023年3月31日まではキャンペーン価格として、反響獲得3件目以降の料金が0円になり、毎月最大でも1万1000円(税込み)で利用が可能だ。
(2022年12月12日8面に掲載)