シーアールエヌ、株式譲渡

シーアールエヌ,ハウスコム

その他|2023年04月21日

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シーアールエヌの櫻井啓孝社長(右)とハウスコムの田村穂社長

 関西圏で賃貸・売買仲介の不動産フランチャイズチェーン(FC)「クラスモ」を展開するシーアールエヌ(京都市)は14日、大手賃貸仲介会社のハウスコム(東京都港区)に株式を譲渡し、6月1日付けで連結子会社となることを発表した。譲渡金額は非開示だ。

ハウスコムの子会社化

 ハウスコムの資本力を活用し、加盟店へ提供している基幹システムへの設備投資などを進め、FCに加盟するメリットを増やし差別化を図る。

 また、大手不動産会社の子会社になることで信用力の後ろ支えとし、FC加盟を検討する不動産会社へのアピール要素とする。

 新型コロナウイルス下でFC加盟店数が伸び悩んだことをきっかけに、株式譲渡に踏み切った。

 櫻井啓孝社長は「次のステップとして加盟店数の拡大を見据えているが、足元では既存加盟店に提供しているサービスをより充実させたい」とコメントを寄せた。

(2023年4月24日1面に掲載)

おすすめ記事▶『シーアールエヌ、FC事業が65店突破』

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