賃貸マンションFC本部のヒーローライフカンパニー(東京都港区)は、4月11日に「2012年ヒーローマンションFC・スターハウスグループ新戦略会議」を宮城県仙台市で開催した。
参加したのは23社36人。会議の冒頭で、同社日崎哲仁社長が2012年度本部運営方針について「収益構造を変える!タイムリミットあと2年!?」というテーマで発表した。同社では東北地方の震災からの復興のためにFC本部として何かできないかと考え、低層木造ユニット式住宅「U&U」を開発。住環境の再生スピードが問われる被災地はもちろんのこと、民間賃貸住宅の8割を占める低層賃貸住宅市場への参入商品としても強力な商品になることを話した。その後、ゲスト講話として、震災復興秘話を気仙沼市の同FC加盟店住研工業斉藤充社長が講演。そのほか、「U&U」の受注作戦や太陽光パネル販売・取次ネットワーク「ソーラー情報館」の新戦略などを発表した。
翌日は、気仙沼の被災地へバスで向かい、被災状況と同社アパートの施工現場などを見学した。
「今後、RCマンションだけでなく、木造戸建てやアパート、太陽光パネルなど提案できるメニューを増やすことで加盟店の売り上げに貢献していきたい」と日崎社長は話す。