湘南エリアで賃貸管理・仲介を軸に総合不動産事業を展開するユーミーホールディングス(神奈川県藤沢市)の湘南らいふ管理(同)が9月1日、サブリース会社の日本管理センター(以下、JPMC:東京都千代田区)のパートナー企業になった。
サブリースで管理戸数の拡大図る
湘南らいふ管理はこれまで仲介店舗を展開する子会社のユーミネットとの連携で受託戸数を拡大してきた。パートナー企業になることで、JPMCがサブリースすることを条件に管理を受託できる。JPMCが家主から物件を借り上げ、湘南らいふ管理に管理を委託する仕組みだ。空室率が高い状態で管理を請け負う時、家主にとっては安定した家賃収入を得られるメリットがある。湘南らいふ管理としては募集条件の見直しなど入居率向上につながる対策を取りやすくなる。
またJPMCは130以上の金融機関と提携をしている。金融機関が融資している不動産オーナーの紹介にも期待をしている。
湘南らいふ管理の管理戸数は、7700戸。2020年8月期に3319戸を増やした。
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