携帯電話販売を行うボンズコミュニケーション(神奈川県横浜市)は、賃貸住宅の新契約者向けにガス、水道、電気、インターネットの各種手続き代行サービスをスタートさせた。
流れとしては、賃貸借契約時に代行の申込書に入居者が記入し、仲介した不動産会社がその用紙を同社にファクスして、通知すると、同社担当から入居者に詳細事項について連絡して代行を受託する。代行サービスにインターネット手続きも依頼した入居者のみ、インターネット開通後、東京ディズニーランドペアチケットをプレゼントする。仲介した不動産会社には、インターネット手続きの代行が発生した場合、1件あたり7000円手数料として支払う。
「昨年私自身が引っ越しをした際に、光熱費等の手続きを面倒に思い、不動産会社に代行してもらえるところがないか、聞いたところ、ないと言われたので、始めました」(山口達也社長)
同社では現在、40戸の社宅の代行手続きを受託している。「前の入居者が解約していないので、手続きができない」などの問い合わせも少なくないが、同社ではこうした業務も代行するという。