積水化学工業住宅カンパニーは、「かげやまモデル入居者アンケート調査(2012)」を実施し、1年以上の入居者の98%が「満足」と回答したと発表した。
「かげやまモデル」は、立命館大学教育開発推進機構陰山英男教授とのコラボレーション企画「子どもが賢く育つ家づくりプロジェクト」によって開発された住宅商品。教育界の第一人者である陰山教授の子育てノウハウをプラスしたもので、どこでも学習できる場所づくり、生活習慣を変える仕掛けなどを盛り込んでいる。
アンケート結果によると、「環境教育」「家族の交流」「睡眠の質の高さ」に特に高い評価が寄せられた。具体的には「太陽光発電による省エネ・環境効果」(95%)、「ドアのないオープンな大空間環境による家族のコミュニケーション効果」(94%)など。
また、小学校低学年の子供の学力向上については65%が実感していると答えた。
父親、母親の生活にも変化があり、例えば「料理、家事、育児が楽しくなった」と答えた母親は93%にも上ったという。一方父親も、92%が、「以前よりリラックスできるようになった」と回答している。
調査期間は、2011年12月8日から2012年1月10日。全国の「かげやまモデル」入居者に郵送で行われ、有効回答数は216件だった。