社団法人愛知共同住宅協会(愛知県名古屋市)は、住宅困窮者に対する入居支援事業「見守り大家さん」事業をこのほど立ち上げた。
同事業は、生活保護受給者、ホームレス、高齢者、障害者、外国人、子育て、失業者、DV被害者などに対して、賃貸住宅経営者や管理者による入居支援を推奨し、行政や他の支援団体と連携し、再路上化防止、地域生活への復帰・定着、地域社会での孤立の防止等を図る。
同事業は、名古屋市の推薦を受け、平成24年度愛知県NPO等が行う生活困窮者等支援事業(補助事業)として実施する。「アパートが借りられない」などという入居者からの相談や、「家賃が滞っていて生活が苦しそう」などの入居者のことが心配な家主からの相談にも対応する電話相談「ヘルプライン」を確立。同事業の拡散を図る。