リビタ(東京都渋谷区)は東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩7分の場所に、同社として初となる新築のシェア型住居「シェアプレイス駒沢」をオープンした。事業主は賃貸業を営むサナイコーポレーション(東京都世田谷区)。15階建てのタワー型マンションで、2〜13階をシェア型住居として提供する。全73戸。
特徴は、コンセプトの異なる4つのラウンジを設置したこと。1つ目はくつろぎの空間をテーマにした「feel」。13階からの開放的な眺望を生かし、靴を脱いでリラックスできるような場所を作った。知的な空間をイメージした「think」。部屋ごとに割り振った本棚を設置し、入居者同士で互いに本を貸し借りできるようにした。他に、ホームベーカリーや健康志向型の電子レンジ・ヘルシオ、圧力鍋などを用意した「cook」。イスラエルのコスメブランド「sabon」と提携した「beauty」では、sabon社の自然派石けんやスクラブを使用できる。ラウンジは基本的には該当フロアの入居者だけが利用する。さらに全入居者利用可能な共用部を2階に設置。土山広志氏は「地域住民とも交流できるような場所にしていきたい」と話した。賃料は7万〜8万5000円。3週間ですでに38人の申込みが入ったという。